日曜〜火曜の三日間はとても良く飲みはしゃぎ色々学び(?)ました。
まず初日の日曜日はボックリーのフミオと研二のいらっしゃいパーティーを
バンチキロウでやりました。
その前に私とフミオで六時半から話し合いで飲み始め、
ここから三日間ずーっと酔ってました。
フミオと話し合いを終えて一緒に店に戻るとちらほらとメンバーも集まり始めており
みなでかんぱーい!
まずはフルメンバーご紹介、ゴンちゃん・サツキちゃん・エリP・ちかちゃん・宮古島アルケミストのヒデちゃん・蛇使い小菅・ひろな、とここまではバンチキロウもボックリーでもお世話になってる面々。そして私は初めましてのあやちゃん・はっちゃん・小菅の彼氏・・
そこにバンチキファミリーのジュンと渚、さらには木許さん川崎さん等を加え段々と怪しい
感じに盛り上がってまいりました。
写真はあやちゃん
こんなに艶っぽくアイスを食べる人はそういるものではありませぬ・・
何て感心して見てると、隣がなにやら騒がしい、
「オロチがでたぁ〜!」
フミオが大好物の餌(好青年)を今まさに丸呑みにしようとしてる図・・
そんなこんなで踊ったり騒いだりしながら舞台を二次会の鳥へいに変えてもうひと騒ぎ、
ハッショウのケイゾウも参戦!でもこの時の事の記憶は半分です。
ガチャガチャ飲んで多分朝五時位でお開きとなりました。
皆さんお疲れさまでした!両店舗共に愛してもらえてこんなに嬉しい事はありません。
しかしここから物語は始まるのです。
「哲、フミオ、研二の変態三匹酔いどれ湯煙紀行in湯河原」!
出発は大体昼に新宿からロマンスカーでと決めていたのでまず三人は新宿に向かいました。
電車内で私は「研二の耳からまだ体内に眠る“真の研二”を引っ張り出すんだ!」と
訳の分からない事をつぶやきながら研二の耳に口を当てて「ズコーズコー」と掃除機の
ように吸引して遊んでたみたい、 ちょっとは出て来たかしら?
新宿に着き漫画喫茶に直行、昼まで仮眠です。
12時に起きていざ湯河原へ出発!いかん、三人ともまだ完全に酔っとる・・
三人ともうまく切符が買えないと言うアホなハプニングもあったが無事ロマンスカー
乗車に成功、しかしあぁっ何と云う事でしょう!この時間は車内販売はやっていないとの事、
ビールビールと目を血走らせていた我々は完全に出ばなをくじかれた感じでしたが
気を取り直してまずは小田原にgo!
ビルディングから山々へと景色が変わって来る様が好きであります。
小田原で乗り換えて湯河原へ向かいますと山の反対から海が見えて来ました。
15年宮古在住のフミオが「あっすごい海だ海だ」と言っていました。
同じ海でも南国のそれとは印象が全く違いますからね、やはり新鮮なのでしょう。
二時過ぎに湯河原に着きました、しっとり曇りの温泉町。いいですねいいですね。
みんな腹ぺこなので駅前のデニーズへ、もちろんビールで乾杯!
一撃で昨夜今朝の酒がフラッシュバックしてきました。
プチ宴会を終えて目的の宿「石葉」へ、タクシーでぐんぐん山を登り到着した先は
なんとも慎ましやかな、風情のある「ニッポンの旅館」でした。
湯河原では最も高級な旅館なのですが、いわゆる「作られた華美」とは無縁の質素で
素晴らしい宿です。
実はここに決めたのは15年前宮古で知り合ったフミオと私の共通の友人のハナちゃんが
働いているからなのです。
この人物については後で書きます。
まずは部屋でゆっくりくつろぎます、普段なじみのない心地よい清涼感と静寂にあてられ
三人とも「・・・・・」。
さてお風呂に行きましょう。
露天風呂へ続く石段
ええそりゃあ最高でございましたよ!
じんわりと夜が訪れお楽しみの晩ご飯です。
ご飯の写真撮るの忘れた!いずれにせよ何も言う事はございません。
あえて言えば美しすぎるのと美味しすぎるのとで逆に盛り上がれない!
そして酒宴開始!ハナちゃんも途中で少し加わったりしながら四時過ぎまでとことん話し合いました。各々の興味の事、ここではとても書けない下衆なこと(へっへっへ)、そして仕事の事(仕事の事といっても我々の場合少々特殊な切り口ですが)。
大いに語り合い、私は本当に良い相棒にめぐまれているなぁと改めて実感。
翌朝、癒しの朝食をガッツリ食べてチェックアウト、お世話になりました!是非また来たいと思うのです。そして我々はタクシーでハナちゃんのアトリエに向かうのでした。
そう、このハナちゃんは実は布を扱うアーティストなのです。宮古では宮古上布を学び、その後世界を回り修行を重ね現在は湯河原にアトリエを持ち夜は旅館で働いているのです。
青山スパイラルで個展を開いたり、何と言うかバシッと自分を生きている素敵な人なのです。
アトリエでいろんな話を聞かせてもらったのだが私は連夜の寝不足がたたり途中居眠りこいてしまった。失礼!
ハナちゃんに駅まで送ってもらい、さあ帰りますか!
小田原では行きの教訓を生かししっかりと酒とつまみを買い込みました。
新宿まで約一時間十五分、野郎ども気合い入れて行くぞ〜い!
私が駅で買った「生桜えび」を取り出したのですがオー!ジーザス!
凍ってるではないか!こと酒卓セッティングに関しては神童と恐れられたこのオレが
何と言う不覚。しかし研二の動きが速かった!おもむろに身を翻しバッグからホッカイロを
取り出すとシャカシャカ振って「生桜えび」のフィルムの上からポトッと置いたのだ!
出来る!父さんは嬉しいぞ・・
ホッカイロをめくりながらエビを食らい車内販売のおねーちゃんの後ろ姿に好奇の視線を
投げながらワンカップを呑む・・ どうです最低でしょう?
おまけに酔っぱらって声でかいし、特にフミオ
ゲラゲラ騒いでいるとあっというまに新宿です。
名残惜しいのでしょんべん横町でも行くか?となったんですがやはりこれでお開きに
なりました。最後は熱いハグをかわし、研二の耳をもう一度強く吸引してバイバイしました。
ボックリーを頼んだぞ!
しかし決してこれで終わった訳ではなっかたのです。それぞれ次なる約束の地の酒場へ、三人背を向け合い雑踏に消えていったのでした・・
バルーン